当社の事業活動によって生じる環境への負荷を極力軽減するために、環境対策に積極的に取り組み、地球との共生を目指しています。
壱番屋の環境対策委員会
本社では、事業活動における環境への負荷を軽減するために、「環境対策委員会」を組織しています。産業廃棄物の削減や省エネルギーなどの環境問題に深くかかわる部署から委員を選出。2ヶ月に1度の定例会議や臨時の委員会を通じ、法令遵守のための情報収集、認識の共有化を行っています。その後、委員会で話し合った議論をもとに店舗や工場へフィードバックを行い、環境対策の実施や意識啓発に取り組んでいます。
店舗電気使用量削減のため、店舗の看板や店内照明についてLEDを標準仕様にしており、改装などのタイミングで順次切り替えを行っています。
2022年2月末で1,059店舗に導入し、導入率84.2%です。
店舗では毎月約100kgの廃食油を排出します。この廃食油を専門業者に回収してもらい、100%リサイクルを行っています。肥料・飼料のほか、洗剤やバイオディーゼル燃料などにもリサイクルされています。
2022年2月末現在で102店舗にオール電化を導入しております。(導入率7.9%)
IH炊飯器やIHコンロなどの電化機器を使うことにより、ガス機器を使用した場合と比べて二酸化炭素の排出を約15%抑えることができました。また、厨房における燃焼排熱を少なくすることができるため、厨房の温度上昇を抑える効果もあります。
店舗で使用している備品などについて、環境への負荷軽減を考えた選定・調達をしております。例えば、繰り返し使用できる樹脂製のものを導入。また、「紙おしぼり」は環境に配慮し、植林木や廃材、間伐材を原料とした製品を使用しています。
その他、プラスチック製品の使用を抑制するため、2020年5月以降、バイオマス素材の配合率が25%以上の原料を使用したレジ袋を採用しました。
食品廃棄物の発生を抑制する取り組みを継続して行い、工場内で廃棄が必要な食品が発生してしまった場合には再生利用を行っています。例えば、テスト生産品やメニュー切り替え時などの在庫品のように、安全が担保された食材については、フードバンクなどを通じて食べ物に困っている施設や人々に提供。その他、社員食堂の食材や、社員向け販売などに利用します。それでも残る場合は、主に堆肥などにリサイクルされる形で、産業廃棄物として処理を委託しています。
本社関連施設と全国の直営店 97 店舗において、利用する電力を100%再生可能エネルギーとする「CO2フリーでんき」を2021年9月より導入。水力発電所や太陽光発電などの再生可能エネルギー電源を活用することにより、当社の事業活動において年間約3,200トンの二酸化炭素排出量を削減できる見込みです。本社を置く中部エリアでは、長野県内の水力発電所などで生まれた「信州Greenでんき」を導入しています。
各法令の遵守や、省エネルギー対策に重点をおき、会社全体としての環境意識が高まるよう取り組んでいます。
(例)廃棄物処理法の改正により2017年10月1日から蛍光灯が「水銀使用製品産業廃棄物」となったことを受け、店舗への周知・徹底を実施しました。
冷凍庫、冷蔵庫、エアコンの冷媒などについて代替フロンへ順次転換しています。本社関連施設では、オゾン層破壊効果の高い特定フロンから、オゾン層を破壊しない代替フロンへの取替えを実施しています。他にも本社関連施設における空調の適正化を図り、省エネルギー対応を進めるために、設備の計画を策定・実施。さらに本社社員の服装を工夫するなど、細かな取り組みを行っています。
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